犬と生活

愛犬に食べさせていい果物、危険な果物【ぶどう、梅は危ないですよ】

愛犬に食べさせていい果物、危険な果物【ぶどう、梅は危ないですよ】

愛犬に果物を食べさせても大丈夫か知りたい方へ。

「愛犬に果物を食べさせてあげたいけど、チョコレートみたいに害はないのかな。」

「果物アレルギーがどんな症状なのかを知りたい。」

こういった疑問に答えます。

◾本記事の内容

1.愛犬に果物を食べさせても大丈夫?

2.果物アレルギーの症状、どうなるの?

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今回は犬にとって毒性のある果物を紹介するにあたって、「ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)」より情報提供をしていただきました。

ASPCA:People Foods to Avoid Feeding Your Petsはこちらからご覧になることが出来ます。

1.愛犬に果物を食べさせても大丈夫?

愛犬に果物を食べさせても大丈夫?

果物は犬にとって有害なもの、気をつければ大丈夫なもの、無害なものの3種類あります。

そのため、今回は以下の順番で紹介していきます。

■愛犬に果物を食べさせても大丈夫?

①絶対に食べさせてはいけない果物【赤信号】

②食べさせてもいいけど、注意が必要な果物【黄信号】

③食べさせても安全な果物【青信号】

それでは順に紹介していきます。

1-1 絶対に食べさせてはいけない果物【赤信号】

まずは具体的な品種の紹介です。

■絶対に食べさせてはいけない果物

①ぶどう/干しぶどう

②いちじく

③ザクロ

④梅

これらの果物は、絶対に口に入れさせてはいけません。拾い食いなどをしないように気をつけてあげてください。

それでは順番に説明していきます。

①ぶどう/干しぶどう

犬がブドウを食べると中毒を起こす恐れがあります。

 

中毒症状ですがぶどうを摂取してから3時間以内に嘔吐・下痢がみられ、最悪の場合は急性腎不全を引き起こし、命を落とす可能性があります。

柴犬くらいの中型犬であれば2,3粒で中毒を引き起こすことは、ほぼないと言われています。

しかし、わざわざリスクを起こして食べさせるものでもないので愛犬には食べさせないようにしましょう。

 

ぶどうに限らず、果物の皮には人間には無害でも犬にとっては猛毒になります。

干しぶどうは、ぶどうの成分を濃縮し、犬にとっての毒性も強まっているため特に気をつけましょう。

 

②いちじく

いちじくが持つフィシンという成分が犬に害を及ぼします。

ヒトにとって、フィシンは整腸作用があり身体に良いと言われています。

しかし、犬にとっては作用が強力すぎるため、中毒を引き起こす恐れがあります。

 

③ザクロ

ザクロの皮に含まれるタンニンが犬に悪影響を及ぼします。

タンニンを大量に摂取するとほかの中毒症状と同様、嘔吐・下痢の症状がみられます。

 

④梅

梅は、犬の体内に入るとアミグダリンという成分が中毒を引き起こすと言われています。

少量で発症した例はありませんが、明確にこの量で中毒になるというラインが不明とされています。

少量でも愛犬には食べさせないに越したことはないでしょう。

 

また、梅の種がのどに詰まって呼吸困難になった症例、腸閉塞を引き起こした症例が存在します。

果物の種にも基本愛犬にとって有害な成分が含まれているので、百害あって一理なしと捉えておきましょう。

 

1-2 食べさせてもいいけど、注意が必要な果物【黄信号】

次は、犬に食べさせることが出来るけど、食べさせ方を誤ると愛犬に害を及ぼす果物を紹介します。

食べさせてもいいけど、注意が必要な果物【黄信号】

■食べさせてもいいけど、注意が必要な果物

①みかん/オレンジ

②グレープフルーツ

③レモン

主に柑橘類は食べさせても問題ありませんが、注意すべき点があります。

果物の種と皮の2つは、基本的に犬にとって有毒だと思ってください。

 

柑橘類の外皮にはソラレンが含まれています

ソラレンは中毒性があり、摂取すると嘔吐・下痢の症状を引き起こします。

例えばオレンジをあげるときは、外皮を取り、種がないかを確認してから食べさせてあげましょう。

果実と薄皮は犬が食べても大丈夫な部分です。

柑橘類をあげるときの注意としては、酸っぱい果物はときに愛犬にとって刺激が強すぎる可能性があります。

無理に食べさせることはしないで、食いつきが悪かったら食べさせないように配慮してあげましょう。

1-3 食べさせても安全な果物【青信号】

食べさせても安全な果物【青信号】

犬が食べることが出来る果物は以下のとおりです。

■犬にとって安全な果物

①りんご/梨

②バナナ

③いちご

④柿

⑤キウイ

⑥スイカ

⑦パイナップル

⑧メロン

⑨桃

⑩ココナッツ

こうしてみてみると、かなりの種類の果物を食べさせることが出来ますよね。

犬が食べても問題のない果物についても、食べさせてはいけない果物と共通して言えることですが、外皮と種は犬に悪影響を及ぼす中毒成分を含んでいます。

その為、どんな果物をあげるときも必ず果実部分だけをあげるようにしましょう。

 

また、果物にはカリウムが多く入っています。

カリウムは摂取しすぎると心機能の異常、不整脈を起こし、重症の場合は命に関わります。

果物自体に中毒作用がない場合でも、食べさせるのはごく少量にとどめるべきでしょう。

 

2.果物アレルギーの症状、どうなるの?

果物アレルギーの症状、どうなるの?

2-1 果物アレルギーの症状

果物アレルギーを引き起こしたときの症状は以下のとおりです。

■果物アレルギーの症状

①身体をかゆそうにする

②耳の内側、目の周り、内股に炎症を引き起こす

③嘔吐や下痢を起こす

最初は軽度の症状でも多く食べさせることでアレルギー症状が悪化したり、もともとアレルギーがなかったのに突然アレルギーが発現することもあります。

本来、犬は果物を食べない生き物なので、可能であれば果物の代わりに犬用のお菓子を用意してあげた方が愛犬の身体には優しいのかもしれません。

アレルギー症状が確認された時は、速やかに果物を食べさせることをやめて病院で看てもらいましょう。

果物アレルギーは重度の症状を引き起こすと最悪死に至る可能性があります。軽度の症状でも、原因が分からなければ病院に連れて行きましょう。

今後の愛犬の食生活を左右する重要なことなので、どんなアレルギーを持っているか事前に診察してもらうのも選択肢に入るかと思います。

気になる方は一度かかりつけの獣医さんに聞いてみましょう。

 

2-2 果物以外で、食べさせると危険な食べもの

最後に、果物以外で犬に食べさせると害のある食べものを紹介していきます。

■果物以外で、食べさせると危険な食べもの

①チョコレート

②ネギ/玉ねぎ

③マカダミアナッツ

 

①チョコレート

チョコレートにはテオブロミンという成分が入っていて、これが犬に害を及ぼします。

ヒトの場合は、テオブロミンを分解する能力が高く、体内に入っても影響があまりありません。

しかし、犬にはテオブロミンを分解する機能がありません。

そのため、テオブロミンが持つ利尿作用と神経興奮作用が過剰に反応し、中毒作用を起こします。

 

②ネギ/玉ねぎ

ネギや玉ねぎには犬の赤血球を破壊するアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。

この成分は加熱しても分解されないため、スープなどで煮込んでも毒性は消えません。

アリルプロピルジスルファイドの中毒作用は呼吸困難、溶血性貧血による衰弱とかなり深刻です。

 

中毒作用を起こすには柴犬でネギ丸々1本ほどの量が必要ですが、愛犬にスープやお肉をあげるときはネギと玉ねぎを一緒に調理しないように注意しましょう。

 

③マカダミアナッツ

犬がマカダミアナッツを食べると身体の震え、高熱、嘔吐などの中毒作用が起きます。

そのほかのナッツ類を食べてもこのような中毒性は現われません。

しかし、そのほかのナッツ類でも元々脂質とカロリーが高く、中毒性を抜きにしても犬にとって身体に良くありません。

少量であれば大丈夫ですが、食べさせすぎると良くないので注意しましょう。

要点まとめ

今回は愛犬に果物を食べさせても害がないのかを紹介するために、3種類に分けて紹介しました。

それは以下のとおりです。

■愛犬に果物を食べさせても大丈夫?

①絶対に食べさせてはいけない果物

②食べさせてもいいけど、注意が必要な果物

③食べさせても安全な果物

 

そのほか、果物アレルギーの症状を紹介しました。

■果物アレルギーの症状

①身体をかゆそうにする

②耳の内側、目の周り、内股に炎症を引き起こす

③嘔吐や下痢を起こす

 

最後に、果物以外にも犬が危険な食べものを紹介しました。

■果物以外で、食べさせると危険な食べもの

①チョコレート

②ネギ/玉ねぎ

③マカダミアナッツ

 

今回、記事を書くにあたり参考にした情報は以下からもご覧いただけます。

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会):People Foods to Avoid Feeding Your Pets

 

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