犬と生活

地震を怖がる愛犬。【安心させるために飼い主がやるべき行動】

地震を怖がる愛犬。【安心させるために飼い主がやるべき行動】

地震を怖がる愛犬を安心させる方法を知りたい方へ。

「地震が起きて以来、愛犬がよく鳴くようになった。」

「愛犬の身体の震えが収まらない、どうしてあげればいいの?」

こういった疑問に答えていきます。

◾本記事の内容

1.犬はどうして地震を怖がるのか

2.地震を怖がる愛犬を安心させるためにやること

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こんにちは、ユタカ(@titlemaker_ytk)です。

 

僕は14年間柴犬を飼っている間に、東日本大震災をはじめとした大地震をいくつか経験しました。

これらの大地震を通して愛犬が実際に起こした行動、飼い主の僕が講じた対策の経験を基に愛犬を安心させる方法を紹介していきます。

1.愛犬はどうして地震を怖がるのか

1.愛犬はどうして地震を怖がるのか

犬が地震を怖がる理由は以下のとおりです。

■愛犬が地震を怖がる理由

①いままでに経験がない出来事に驚く

②叱られていると錯覚するから

③大きな音を怖がっている

それでは順番に説明していきます。

1-1 いままでに経験がない出来事に驚く

今までに経験したことがない地震という現象に、これから何が起こるか分からないという恐怖心が芽生えるため、犬は地震を怖がります。

 

犬は、今までに自分が生きてきた中で経験したことのない事象に対して、強く警戒心を抱きます。

 

例えば、子犬の間にたくさんのヒトと触れあわなかった飼い犬がいるとします。

飼い主以外のヒトにいままで触れあってこなかった犬は、いざ飼い主以外のヒトに出会うと未知の相手に対して警戒心を持ちます。

 

そこから生まれる行動は、威嚇のために吠えるか、怖がって逃げるかの2択になります。

一方で、小さい子犬の間に、ヒトと遊ぶことに慣れた犬は成熟しきったあとも人懐っこく、怖がり知らずの愛犬として育っていきます。

 

特に大切なのは特に生まれてから1歳半までの時期です。

この時期はヒトでいう、生まれてから成人するまでの時期と同じです。

ヒトもそうですが、子供のころからあまり友達を作らなかった子供は、成人してから突然たくさんの友達を作って交流を広げることは珍しいですよね。

 

そのため、犬は小さいころから慣れていることに対しては、適応ができます。

しかし、地震についてはそうそう慣れている犬はいないでしょう。

 

このことから、愛犬は初めて体験する地震という現象に驚き、身の危険を感じて怖がります。

そして、これから何が自分の身に降りかかってくるのかが分からないことが恐ろしく、吠えることで恐怖を取り除こうと試みるのです。

 

1-2 叱られていると錯覚するから

続いて2つめの愛犬が地震を怖がる理由です。

愛犬が地震を怖がるのは、飼い主に叱られていると錯覚するからです。

 

愛犬がしてはいけない場所でトイレをしたときや部屋を散らかしたときは二度と間違いを犯さないように叱るかと思います。

犬はご主人に大きな声で叱られたり、しつけの為に叩かれたりすると、直前に起こした行動がやってはいけないことだったんだと学習します。

 

こうして愛犬はやっていいこと・やると叱られることを学習していきます。

 

そして、地震の発生は飼い主は自分がやったことに対して怖がらせるために行なっていることだと捉えることがあります。

そうして愛犬は叱られたと錯覚し、直前に起こした行動がいけないことだったんだと学習しようとします。しかし…

 

たいていの場合、地震の直前に愛犬は何もしていません。

そのため、「何もしていないのに怒られた!なんで?」と混乱します。

 

そうして、なにもしていないのに叱られたと錯覚した愛犬は、地震が発生してからしばらくの間は飼い主が怒っていると思い込みます。

 

その為、地震が発生してからしばらくの間は愛犬が飼い主を嫌がることがあります。

 

 

1-3 大きな音を怖がっている

愛犬が地震を怖がる最後の理由です。

それは、地震によって引き起こされる地響き、地鳴り、そして食器などが割れる音が愛犬を刺激しているからです。

 

犬は視力が低い分、そのほかの感覚がヒトよりも鋭く、敏感です。

例えば犬の聴力はヒトの3倍優れていると言われ、聞こえる周波数も幅広いとされています。

地震から引き起こされる低周波の地響きが愛犬の不安をあおり、大きな地鳴りがパニックを引き起こします。

大きな地震が発生すると、こうした地面が起こす音以外にもたくさんの音が鳴り響きます。

 

実際、東日本大震災が発生したときは街から様々な音・声が鳴り響きました。

僕自身が印象に残ったのは、街の人々の驚きが混ざった声や悲鳴でした。

 

同時に、家屋がミシミシと音を立てることは人生でも初めて耳にしました。

 

人間ですらこれほど多くの音を聞いてショックを受けたのですから、敏感な耳を持った愛犬はよりたくさんの刺激を受けたでしょう。

 

このような、これまでに体験したことのない刺激が愛犬を怖がらせる原因となるのです。

 

 

2.地震を怖がる愛犬を安心させるためにやること

2.地震を怖がる愛犬を安心させるためにやること

次に、地震が発生したときに必ずやるべきことを紹介します。

地震の恐ろしさは、地震が起きた瞬間の恐怖だけではありません。

 

その後に何ヶ月も続く余震に怯え、眠れない夜が続きます。そうして精神と体力を同時に削いでくることこそ本当の地震の恐ろしさです。

 

地震のあとは、愛犬のこころが最も不安定になる時期です。

以下に対処法をまとめたので、愛犬を守るために実践してください。

 

2-1 地震が発生したら真っ先に寄り添ってあげる

地震が発生した瞬間に飼い主が真っ先にやるべきことは愛犬のもとへ駆け寄ってあげることです。

 

愛犬は地震を起こしたのは、飼い主の仕業だと勘違いしていることがあります。

さらに、そんな状況で飼い主が来てくれないという状況は想像以上に愛犬のこころを傷つけてしまいます。

 

地震が発生したら、まずはなりふり構わず愛犬を抱きしめに行きましょう。

 

この瞬間の飼い主の行動が今後の愛犬の信頼の獲得につながります。

逆に、この瞬間に愛犬に見向きもしなかった場合は、愛犬のこころは不安定となり、地震が収まった後も「吠え癖」や飼い主への不信感を募らせることになります。

 

 

2-2 地震が収まったらなで回してあげる

地震が収まった後も、しばらくは愛犬を抱きしめてあげて、できるだけスキンシップを取りましょう。

 

地震が収まっても、愛犬の不安な状態は継続します。

地震が収まったからといってすぐに愛犬のもとを立ち去ることは信頼を投げ捨てることにつながります。

 

一番不安なときに愛犬がして欲しいことは、スキンシップです。

できるだけたくさん撫でくり返してやりましょう。

 

僕も東日本大震災があった当時は、愛犬を一晩中抱きしめてあげて、その日だけは外飼いだった愛犬をリビングに入れてあげて、一緒に一晩を過ごしました。

 

 

2-3 地震後しばらくの間は、愛犬を叱らないこと

さいごに、地震が過ぎ去った後の愛犬の接し方について紹介します。

大切なのは、地震が発生してからしばらくの間は愛犬を叱らないことです。

 

これは、愛犬が怖がっている状態で何か問題を起こしてしまったとしても恐怖を増強させてしまうだけで学習する余裕がないため効果がないからです。

 

むしろ飼い主に対する不信感をあおるだけとなり、懐かなくなる危険性があります。

 

地震の直後はいつも以上に愛犬に優しく、献身的に接してあげましょう。

今後の生活に大きく影響する行動となります。

 

 

要点まとめ

今回は愛犬が地震を怖がる理由と、愛犬の恐怖を取り除く方法を紹介しました。

おさらいとして、以下にまとめます。

■愛犬が地震を怖がる理由

①いままでに経験がない出来事に驚く

②叱られていると錯覚するから

③大きな音を怖がっている

 

■地震を怖がる愛犬を安心させるためにやること

①地震が発生したら真っ先に寄り添ってあげる

②地震が収まったらなで回してあげる

③地震後しばらくの間は、愛犬を叱らないこと

 

一番大切なのは、地震が起きた瞬間に愛犬のもとへ駆け寄ってあげることです。

愛犬のこころを守れるのは飼い主のあなただけです。

 

 

合わせて読んでいただきたいのは、地震への備えをまとめた、こちらの「巨大地震が来る前にやっておくこと。【愛犬は一緒に避難できるの?】」です。

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最近は本当に地震がよく発生しています。

30年以内に80%の確率で南海トラフ地震が来ると言われています。

他人事と思わず、地震に備えて食料を備蓄しましょう。

 

 

 

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