犬は飼い主の感情を読み取れるのか知りたい方へ。
「自分が悲しんでいると、愛犬が近づいてきて慰めてくれる。感情が読めているの?」
こういった疑問に答えます。
◾本記事の内容
1.犬は飼い主の感情を読み取れる?
2.飼い主が泣いていると、慰めてくれる
こんにちは、ユタカ(@titlemaker_ytk)です。
僕が柴犬を14年飼っていたときに、泣いていると愛犬が慰めてくれることがありました。
ひとりで泣いていると近寄ってきて顔を舐めてくれました。
今回は当時の体験を基に犬の感受性について紹介していきます。
1.犬は飼い主の感情を読み取れる?

1-1 犬は飼い主の顔色から感情を読む
結論から言うと、犬は感情を読むことが出来ます。
では、どうして犬は飼い主の感情が読み取れるのでしょうか。
そのワケについて説明をしていきます。
犬は、飼い主の顔色を通して感情を読み取っています。
これは、飼い主の思考をいち早く読み取って命令を実行するためなんです。
散歩に出掛けるときも、愛犬は自分の顔をちらちら見ながら歩きますよね。
愛犬が命令を聞いてくれるのは、飼い主のことを信頼しているからです。
「ご主人の言うことを聞けば、ごはんももらえるし、いいことが起きる!」と学習しています。
だからこそ、合理的な判断の上で愛犬は飼い主の顔色をうかがいます。
そうして愛犬が長年、飼い主の顔色を常に注視していると、飼い主の小さな変化にも気がつくようになっていきます。
1-2 飼い主に怒られる前からおとなしくなる理由
愛犬は飼い主の顔や身体状態の変化から情報を得ます。
そのため、実際に飼い主が感情を表に出していなくても、細かい変化から感情を読み取ります。
例えば、腹痛を起こしていて具合が悪いとき。
飼い主は辛い状態が無意識に表情に表われるため、その表情を読み取った愛犬は飼い主が苦しんでいることに気がつき、慌てるので落ち着きがなくなります。
そのほかにも、家のソファをびりびりに破いてしまったときも、犬は飼い主の怒りを早い段階で感じ取ります。
犬は飼い主の表情や、低い声のトーンなど普段とは違う細かい変化に気がつき、実際に叱る前からこれから怒られることを悟ります。
そのため、犬がやってはいけないことをしてしまった後は、飼い主の様子がおかしいことを察知し、普段よりも一際おとなしくなります。
2.飼い主が泣いていると、慰めてくれる

犬は、自分が怒られないようにするためだけに感情を読み取っているわけではありません。
むしろ、飼い主がケガをしたときや病気で倒れた時は誰よりも飼い主を助けようと行動に移ってくれます。
僕が柴犬を飼っていたときも、愛犬が慰めてくれました。
僕が学生のころですが、受験勉強が辛く、勉強をしても模試で結果が出ない時期がありました。
模試の結果が悪く、第一志望の慶應が合格判定Dだったため、かなり絶望して家に帰っていました。
家に帰ると、外飼いをしていた愛犬のゴエモンが玄関でいつものように出迎えてくれました。
そのときに僕はもう勉強をしても結果がでないことを悟り、泣いてしまいました。
家の中には両親がいるため、泣いたまま家に入ることが出来なかった僕は、しばらくゴエモン眺めながら気持ちを落ち着かせていました。
すると、ゴエモンが普段は絶対にしない行動を取りました。
僕がうなだれて座っているところに思いきり頭を押しつけてきて、はじめて顔を舐められました。
まるで「暇ならなでてくれよ!元気出せって」と慰めてくれているようでした。
そんな風に慰めてくれたのははじめてだったので、驚き半分、笑い半分で気づけば悲しみを吹き飛ばしてくれました。
その後も何度も心が折れましたが、そのたびにゴエモンに元気をもらい、無事に志望校に合格することができました。
このように、犬は飼い主が悲しんでいると感情を読み取って慰めてくれます。
また、「飼い主が倒れた時、犬がどう反応するか?」という動画がありました。
飼い主が倒れたふりをするという動画ですが、助けに行った人が犬に追い払われる場面があります。
飼い主を守っているのでしょう。
その後も犬は飼い主の傍を離れず、寄り添い続けました。
要点まとめ

僕の愛犬はもういなくなってしまいましたが、これを読んでいる飼い主さんはぜひ愛犬にもらった元気の数だけ愛犬にお返しをしてあげてください。
僕は愛犬をもっと旅行やドッグランに連れて行ってあげたかったな、と未だに後悔をしています。
犬は長くても15年で寿命を迎えてしまいます、毎日を大事に過ごしてくださいね。
柴犬の寿命については「柴犬の寿命はなん歳?【余命3ヶ月の愛犬が2年寿命を延ばした方法】」で紹介しています。

柴犬を飼っている飼い主さんは参考にしてくださいね。
僕はツイッターで、柴犬を中心としたペットの役立ち情報を毎日配信しています。
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