柴犬の寝方のバリエーションが知りたい方へ。
「愛犬がおなかを丸出しにして寝たりしていて、なんかふつうじゃない。こんな寝方ほかの柴犬もするの??」
「なんで変な姿勢で寝るのか知りたい。」
こういった疑問に答えていきます。
◾本記事の内容
1.柴犬の寝方にはどんな種類があるの?
2.柴犬は季節の変化・身体の成長と共に寝方が変わる!
こんにちは、ユタカ(@titlemaker_ytk)です。
僕は柴犬を14年間飼っていました。
愛犬のゴエモンは、季節の移り変わりや、年齢を重ねるにつれて寝方が変わって行きました。
当時の愛犬の寝方の変化を紹介するとともに柴犬の寝方を説明していきます。
1.柴犬の寝方にはどんな種類があるの?

柴犬の寝方は4種類あります。
■柴犬の寝方
①丸まり寝
②うつ伏せ寝
③へそ天
④ミジンコ寝
「へそ天?ミジンコ?なにそれ??」
と思った方もいるかと思います。
早速紹介していきましょう。
1-1 丸まり寝
まずはスタンダードな寝方から紹介。
柴犬が一番よく使っている寝方が【丸まり寝】です。
ソファーの上で典型的な丸まり寝を決めている仔柴犬氏の図。(´・ω・`) pic.twitter.com/ksf7QCzbiP
— よんただ(柴犬:みかん) (@tadayon0) 2018年1月23日
この寝方は顔を脚で覆い、眠るのに集中するときに使います。
柴犬の睡眠時間は1日12時間と言われていますが、ヒトの睡眠とは少し違いがあります。
その違いとは、ヒトは1回の睡眠で1日を過ごすことができますが、柴犬は2回・3回に睡眠を分けて1日を過ごします。
そのため、睡眠を取る時間にはバラツキがあるのです。
このとき、柴犬は本格的に寝るときに【丸まり寝】をよく使います。
丸まり寝をすることで、外界の情報をシャットアウトし深く眠りにつきます。
ぼくは、柴犬のゴエモンを外飼いしていました。
外では安全な日本といえども外敵が多く、あまり隙をさらすと攻撃を受けたときに無防備になってしまい危険です。
愛犬が寝ているときに、カラスや猫が自宅の敷地内に入ってくることがありました。
いくら柴犬の方が身体が大きく、ケンカが強くても寝ているときに襲われたらたまったものじゃないです。
そのため、柴犬を外飼いをしている場合は、身体の弱点を隠すようにして寝るのが柴犬のスタンダードな寝方のようです。
1-2 うつ伏せ
次によく見る柴犬の寝方は、【うつ伏せ寝】です。
うつぶせ寝は、丸まり寝のように本格的な睡眠に入る時よりも、浅い睡眠や小休憩を取るときに使う傾向があります。
娘の昼寝中にざっと草刈り。
犬も寝そう。
窓開けると風が入って気持ちいい。 pic.twitter.com/ZYocsEkkhe— ぽっちん (@daisyblue521) 2019年6月19日
ヒトで言うところの、腕を枕にして寝ているような状態ですね。
僕の愛犬は、うつぶせ寝を昼下がりの静かな時間によく使っていました。
特に、飼い主が近くにいて散歩や遊びに連れて行ってくれる休日はうつぶせ寝をしていることがあ多かったです。
うつ伏せ寝で休んでいる状態は、いつでも散歩に行ける状態、ごはんが食べられる状態、緊急事態から逃げられる姿勢などあらゆる場面に対応できるようスタンバイしている状態です。
そのため、「飼い主が家にいる」という、なにか楽しいことがいつ起きてもいい状態だと、休むときもすぐ行動出来るようにスタンバっている可能性が高いです。
1-3 へそ天
ここからは、少し珍しい柴犬の寝方を紹介します。
次は【へそ天】という寝方です。
へそ天は、ひと言でいうと仰向けの状態で寝ることです。
へそ天でゴローン🐾
今日も日中は暑かった〜☀️☀️☀️
#柴犬 pic.twitter.com/ewVKvko5hA— 銀次郎ママ (@5_p6r) 2019年6月18日
おへそを天に向けて寝ていますよね?
そこから【へそ天】と呼ばれるようになりました。
柴犬を室内で飼っていると、へそ天で寝る子が増えるようです。
その理由は、家の中だと外敵が存在せず無防備な姿をさらしても誰にも襲われる心配がないからです。
飼い主も、わざわざ仰向けで寝ている愛犬のおなかを踏んづけるようなひどいことはしないでしょう。
愛犬は飼い主のことを信頼しているからこそ完全無防備なへそ天で眠るようになります。
一方、外飼いをしているとへそ天で寝ることはない…と思われるかも知れませんが、実はやります。
ぼくの愛犬が5歳をすぎた頃です。
外でも自分を攻撃する外敵は存在しないことを悟ったのでしょう。
気づくと、愛犬は外で寝ているのにもかかわらずへそ天をしていました。
確かにカラスも猫も虫も、わざわざ柴犬に寄ってくることはないだろうけど、さすがに外でへそ天は危なくない?笑
と思った事もあります。
でも、結果的にへそ天の状態でなにかに襲われることは14年間1度もなかったので、大丈夫かと思います。
もうかわいいからなんでもいい。
1-4 ミジンコ寝
さいごに紹介するのは【ミジンコ寝】です。
ミジンコ寝は名前が珍しいですが、柴犬を飼っていれば誰でもみたことがある寝方かと思います。
君は黄身なのか白身なのか黄ばみなのかはっきりしてくれたまへ。#ねもい #まるい #こんぱくつ#ミジンコ寝 #糸目選手権#クリィミィボディー#ホワイトミート pic.twitter.com/qTBpLdZN0S
— 白柴さな(バウ村のりこ)お久しブリーフ。 (@uminoriharu) 2019年3月16日
その名のとおり、横たわって寝ている姿がミジンコに似ていることからミジンコ寝と呼ぶ飼い主さんが現われました。
ネーミングセンス鬼ですね。
ミジンコ寝をするのは、スタンダードな丸まり寝をするときよりも周りに気を許している事が特徴です。
ミジンコ寝には、いろんなバリエーションがあります。
1つ例を出すと、背筋をピンと伸ばして寝る場合と、背中を丸めて脚をしまっているパターンがあります。
どちらかというと背中を丸めている状態の方が周りを多少警戒している状態です。
逆に、大きく手足を広げて寝ているのはリラックスしきっている状態です。
柴犬の4種類の寝方、いかがでしたか?
柴犬を飼っている方ならどの寝方もみたことがあるのではないでしょうか。
次は、柴犬が4種類の寝方を使い分ける条件を紹介していきますよ。
2.柴犬は季節の変化・身体の成長と共に寝方が変わる!

2-1 季節で変わる柴犬の寝方
柴犬は寝るときに、夏はへそ天、冬は丸まり寝をする子が多いです。
その理由は単純で、体温調節が理由です。
例えば、夏で体温をたくさん逃がしたい柴犬は、身体中の熱を放出するためにおなかをさらします。
そのため、夏はへそ天の状態で寝る柴犬が多くなります。
間違っても丸まり寝をする子は少ないですね。せめてミジンコ寝で身体に熱がこもらないように工夫をします。
一方、冬はおなかをさらすと体温を奪われてしまうので身体を丸めて寝ます。
なので、柴犬は冬になると丸まり寝、夏になるとへそ天で寝るようになります。
2-2 成長と共に変化する柴犬の寝方
柴犬は子犬・成犬・老犬の時期で寝方が変化していきます。
それは、それぞれの時期によって愛犬の感じる負担や環境が変化していくからです。
今回は、僕の愛犬がどう寝方を変えていったのか経験を基に紹介していきます。
①子犬時代
柴の子犬は、非常に警戒心が強いです。
そのため、外の環境は飼い主も含め警戒をしているので丸まり寝をすることが多いです。
家の環境に少しずつ慣れてくると、柴犬も徐々に外界に気を許すようになりミジンコ寝をするようになっていきます。
②成犬時代
柴犬が大きくなると、体力が非常に余るようになります。
そのため、丸まり寝で体力を回復させる必要のない愛犬はうつ伏せ寝をしている時間が圧倒的に多かったです。
とはいえ、夏はいつになっても暑いようで、気温が平均26度を超えるようになるとへそ天やミジンコ寝をすることが増えました。
③老犬時代
柴犬が歳を取ると脚の筋肉が衰えて体力が低下します。
少し散歩に行っただけでも満足し、体力を回復させるために1日15時間以上眠るようになります。
そのため、僕の愛犬は丸まり寝とミジンコ寝をしている姿を見る事が多かったです。
まとめ

最近はツイッターをはじめとしたSNSほかの家のわんこをみる機会が増えたのですが、
室内で飼っている柴犬はミジンコ寝をしている子が圧倒的に多いですね。
ミジンコ寝が柴犬のなかで一番かわいい寝方だと個人的に推しています。あなたは愛犬のどの寝方が一番好きですか?
よければ写真付きで僕に教えてくださいね。
僕はツイッターで、柴犬を中心としたペットの役立ち情報を毎日配信しています。
もしこの記事が参考になったと感じてもらえたら、ツイッターのフォローしてくれると嬉しいです。→Twitter:ユタカのペット愛好日誌