柴犬がきらいな人の気持ちを知りたい。
「愛犬が近所で嫌がられることがある。犬が苦手な人もいるだろうけど、嫌われるのはなぜ?」
「どうすれば近所付き合いを上手くやっていけるんだろう。」
こういった疑問に答えていきます。
◾本記事の内容
1.柴犬が嫌いな人の考え
2.自分の愛犬だけが好きな飼い主もいます
こんにちは、柴犬系ブロガーのユタカ(@titlemaker_ytk)です。
僕は14年間柴犬を飼っていましたが、近所には犬が苦手な方もいました。
そういった方が犬を嫌う理由を把握した上で、適切な距離を保つことでぼくは14年のあいだ近所トラブルに遭うことなく乗り切ることが出来ました。
当時の経験を、ぜひ柴犬の性格で悩んでいる方の参考にしてもらえればと思います。
1.柴犬が嫌いな人の考え

1-1 柴犬の凶暴な性格が苦手
柴犬が嫌われる理由は、一般的にほかの犬種よりも性格が凶暴だという印象がつよいからです。
たしかに柴犬には、ほかの犬種よりも凶暴だといえる面があります。
まずは柴犬が嫌われやすい理由を知り、飼い主がそれを把握すべきでしょう。
僕は柴犬を飼っていたので、柴犬のことがかわいくて仕方がありません。
一方で、柴犬のことが苦手な人がたしかに存在します。
客観的に柴犬の性格をみると、ほかの犬種と比べたときに欠点がいくつかあります。
それは以下のとおり。
■客観的にみたときの柴犬の欠点
・気性が荒い
・言うことを聞かない
・暴れやすい
このように、柴犬はほかの犬種に比べ、先祖であるオオカミの習性が濃く残っています。
例えば、散歩中にほかのわんこと出会うと吠えて威嚇したり、飼い主の言うことを聞かなかったり、首輪やハーネスを着けるときに暴れやすいといった面を持っています。
これは事実です。
上記のような性格は、柴犬を飼ってない人からすれば、十分に近寄りがたい要素だと言えるでしょう。
しかし、こういった凶暴な性格はしつけを十分に行なうことで改善させることができます。
1-2 柴犬の性格を改善するには
実際に、僕が飼っていた柴犬のゴエモンも、生後3ヶ月でおうちに迎えた当初はとても警戒していて、いっさい懐きませんでした。
その後も散歩のあいだは、出会うわんこに片っ端から吠えて突っ込んでいこうとするやんちゃな子でした。
それでも、1歳のころからJKC(ジャパンケネルクラブ)のプロトレーナーのもとで厳格なトレーニングを1年行なったことで、性格を改善することが出来ました。
改善された具体的な内容として、散歩の間はときどきぼくの顔を振り向いて確認し、歩幅を合わせてくれるようになりました。
そして、ほかのわんこと出会ったときは吠えることはなくなり、静かにおしりのにおいを嗅ぎあうようになりました。
しつけの内容は飼い主の指示を従うようにするという内容なので、ほかのわんこに対して吠えないようにするという直接的なトレーニングはいっさいしていません。
それでも吠えなくなったのは、むやみに吠えることは良くないという判断力を身につけたからでしょう。
このように、飼い主が素人でも、プロの教えのもとでしっかりとしつけを行なうことで愛犬の性格は改善できるようになります。
愛犬の性格が改善されたことで、近所の間でも「ゴエモンくんはしっかりしてて、可愛いねえ」と気に入られるようになりました。
犬がもともと苦手な方もいましたが、無理に仲良くなろうとするのではなく、適度に距離を保ちながらあいさつを交わす関係を作ることで乗り越えました。
こうしてぼくは愛犬との近所付き合いを14年間、トラブルを起こすことなく、静かに暮らすことが出来ました。
大切なのは、自分の考えを相手に押しつけないことです。
犬が苦手な人がいることを想定して、相手が嫌がるのであれば距離を保つことが近所付き合いの秘訣です。
2.自分の愛犬だけが好きな飼い主もいます

僕の場合は、自分の飼っている犬が一番好きです。
それと同時に、ほかのお家のわんちゃんのこともかわいいと思っています。
しかし世の中には自分が飼っている犬のことだけを大事にしている人がいます。
それゆえに犬の飼い犬同士でも、わかり合えないときがあります。
大切なことは、自分の考え方を他人に押しつけないことです。
例えば、散歩中にほかのわんちゃんと出会ったときに、
「うちの愛犬はどんなわんことも仲良くできるから問題ない」
と思って近づく一方で、
「私の愛犬はほかのわんちゃんと仲良く出来ない。もしかしたら噛みついてケガをさせてしまうかもしれない。」
と思っているかもしれません。
こんな状況で、自分の考えを押しつけて無理矢理近づこうとすると相手はもちろん嫌がります。
その結果、望まないトラブルが発生してしまうかもしれません。
世の中にはいろんな考えを持った飼い主さんやご近所さんがいます。
その中には、世のわんこがまるごと好きな犬崇拝者もいれば、小さい頃に犬に噛まれたことがトラウマになって犬のことが怖くて仕方がない犬嫌悪者もいます。
場合によっては飼い犬に危害を加えようと企んでいる人間も存在します。
基本的にはそういった人は少ないですが、飼い主が警戒してあげないといけません。
気をつけることを怠った結果、危害を受けるのは愛犬なので。
自分の世界に閉じこもるだけではなく、ときには外の状況を観察して、周りが安全なのかそうでないのか判断をする癖をつけて愛犬の事を守ってあげましょう。

ちなみに僕は、世の中の柴犬をまるごと愛している柴犬崇拝者です。
犬の近所トラブルについては、「ご近所トラブルを知って、未然に防ごう。【犬の飼い主としての責任】」で紹介しています。よければ参考にしてみてください。

僕はツイッターで、柴犬を中心としたペットの役立ち情報を毎日配信しています。
もしこの記事が参考になったと感じてもらえたら、ツイッターのフォローしてくれると嬉しいです。→Twitter:ユタカ@柴犬系ブロガー