柴犬は海外でも人気があるのか知りたい方へ。
「日本で人気が高い柴犬は、海外でも人気があるんだろうか。」
「柴犬は日本犬って呼ばれてるけど、そもそも日本が発祥なの?」
こういった疑問に答えていきます。
◾本記事の内容
1.柴犬は海外でも人気なの?
2.柴犬は大昔から日本にいた
こんにちは、柴犬系ブロガーのユタカ(@titlemaker_ytk)です。
ぼくは10年以上前にアメリカに住んでいた経験があるのですが、当時アメリカでは柴犬を飼っている家庭をみたことは一度もありませんでした。
また、誰かが飼っているという話も耳にしませんでした。
しかし、ここ数年で柴犬がSNS上で人気になってきています。
今回は海外でも柴犬が認知されてきている話をしたいと思います。
1.柴犬は海外でも人気なの?

1-1 SNSの影響で人気が上昇中
柴犬は海外でも注目を集め始めています。
これまでは海外の人が柴犬を見る機会はありませんでした。そのため柴犬の認知度は海外において高くありませんでした。
しかし、SNSの登場によって状況がガラリと代わりました。
日本に暮らす人々が柴犬の写真をツイッターやフェイスブック、インスタグラムに投稿するようになると、海外の人たちの心を次々とつかみました。
柴犬のもつ魅力は、ほかの犬種にはない唯一無二の破壊力です。
柴犬のかわいさに心を射貫かれた人たちは、次々に柴犬信者となっていきます。
そして、SHIBA-INUという言葉が海外で使われるまで、柴犬の魅力は世界中へと広がりました。
また、SNSだけでなく最近はYouTubeでも柴犬動画が海外で拡散されるようになりました。
日本人が挙げた柴犬の動画が海外でも評価される理由は、柴犬のかわいさは言葉なしに伝わる内容だからです。
柴犬の写真やムービーをSNSに投稿している飼い主さんは、海外の方にもみられるようにハッシュタグを工夫すると、より多くの人の目にとまるようになるかもですね。
1-2 海外でも飼われるようになってきた
さらに、柴犬の魅力はSNSで拡散されるだけにとどまらず、飼われるレベルにまで魅了しています。
ぼくがアメリカに住んでいた10年前は、柴犬が海外で飼われることはほとんどありませんでした。
昔から海外で飼われている日本犬の代表は秋田犬ですね。
安倍総理がロシアのプーチン大統領に秋田犬を贈ったり、同じくロシアのフィギュアスケーター、ザギトワ選手が秋田犬を飼い始めたニュースなどが数年前に報道されていました。
ちなみに、ザギトワ選手はメスの秋田犬を飼い始めたのですが、その子につけた名前はなんと「マサル」です。
マサルは男の子につける名前ですよと教えてもらったザギトワ選手は驚き、「名前を変えるかも」と発言していましたが、数日後に「やっぱりこの子の名前はマサルにするわ」と最初の命名を貫きました。
このように、秋田犬は昔から海外でもよく飼われていましたが、近年では柴犬がグンと勢力を伸ばしています。
1-3 柴犬が海外でも飼われる理由
柴犬が海外でも飼われる理由は、以下のとおりです。
■柴犬が海外でも飼われる理由
・ほかの犬種にはない身体つきがかわいいから
・身体が丈夫で長生きするため飼いやすい
・きれい好きで家が汚れにくいから
一番の理由は柴犬特有の体つきがかわいらしく、飼い主の心をつかんだからにほかなりません。
しかし、見た目以外の理由として身体が丈夫で、病気になりにくいことから飼いやすいという意見もあります。
また、柴犬はねぐらでトイレをしたがらないという面を持っています。
そのため、柴犬は自宅内でトイレをせず、外でトイレををしてくれる傾向にあることから自宅が汚れにくいというメリットがあります。
こういった理由から、柴犬はかわいいだけではなくて飼いやすいことが海外でも人気がある秘訣だと言われています。
2.柴犬は大昔から日本にいた

海外で柴犬が飼われるようになったのはわかったけど、そもそも柴犬って昔から日本にいたの?
と考える方もいると思います。
実は、柴犬は大昔から日本にいました。
2-1 猟犬として1万年以上前から活躍
大昔の日本人は柴犬を猟犬として扱い、狩りのパートナーとして共生していました。
その歴史は一万年を遡るとも言われています。
それほど昔から柴犬は日本人とともに生きていて、歴史のある犬種なんです。
余談ですが、柴犬の「柴」という名前の由来は2つ説があります。
■柴犬の由来
・「小さいもの」という古語からきている
・赤褐色の毛色が「枯れ柴」に似ていることから
柴犬は日本犬のなかで最も小さい犬種です。
そのため、小さいものという意味を込められて柴犬という名付け方をされている説は納得度が高いですね。
2-2 日本犬はぜんぶで6種類
柴犬が日本犬のなかで最も小さいという話を紹介しましたが、日本犬で全種類分かりますか?
これを機にざっくり覚えちゃいましょう。
■日本犬の全6種類
・柴犬
・紀州犬
・四国犬
・北海道犬
・甲斐犬
・秋田犬
柴犬は日本犬の中で唯一の小型犬の扱いです。
紀州犬、四国犬、北海道犬、甲斐犬は中型犬、秋田犬は大型犬という扱いです。
それぞれの体長ですが、小型犬から大型犬まで順に40cm前後、50cm前後、60cm前後です。
秋田犬は、柴犬の1.5倍も大きいということですね。
ちなみに柴犬の場合、白い被毛の白柴は優良犬として扱われない悲しみを背負っていますが、秋田犬は白い毛も正式に認められています。

白柴が正式に認められていない理由については、「白柴が生まれる仕組み【少ない理由は、わざと減らしているからです】」で紹介しているので気になる方はぜひ参考にしてください。

以上、柴犬の海外での扱いと日本犬についてでした。
僕はツイッターで、柴犬を中心としたペットの役立ち情報を毎日配信しています。
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