犬と生活

迷子犬を保健所に預けてはいけない理由【自宅で保護しましょう】

迷子犬を保健所に預けてはいけない理由【自宅で保護しましょう】

迷い犬を保護したら、保健所に預けていいのか知りたい方へ。

「保健所には犬が生活するのに必要な設備が整っているだろうから、自分が保護しているよりも預けた方がわんこのためにまるんじゃないの?」
「結局、元の飼い主が見つからなかった場合はどうすればいいの?」

こういった疑問に答えていきます。

 

✔本記事の内容
◾️保健所に迷子犬を預けてはいけない理由
1.保健所は、保護してくれる場所じゃない
2.預けてから1週間で殺処分されてしまう
3.迷い犬は必ず飼い主が探している

スポンサーリンク

こんにちは、柴犬系ブロガーのユタカ(@titlemaker_ytk)です。

僕は柴犬を飼っていましたが、過去に迷い犬を保護した経験があります。

犬を保護した直後に一度、交番に連れて行きましたが、届け出がされていなかったため数日自宅で保護を行ないました。

そして、僕の愛犬ゴエモンは通算6回も脱走したことがあります。いずれも近所の住民の方、警察に保護して頂くことで無事に帰ってくることが出来ました。

 

◾️保健所に迷子犬を預けてはいけない理由

今回は、前回の記事「迷い犬を保護したら?【怪我の有無確認と交番への連絡が最優先です】のつづきになります。
併せて読むことで話の流れがより分かりやすくなると思います。

迷い犬を保護したら?【怪我の有無確認と交番への連絡が最優先です】
迷い犬を保護したら?【怪我の有無確認と交番への連絡が最優先です】迷い犬を保護したら、どうすればいいのか知りたい方へ。 「犬を保護したけど、首輪が付いているので明らかに脱走してきた子みたい。突...

 

1.保健所は、保護してくれる場所じゃない

1.保健所は、保護してくれる場所じゃない

 

結論から言ってしまうと、保健所に預けても迷子犬のためにはならないです。

むしろ、元の飼い主に見つけられることなく、殺処分されてしまう可能性があるからです。

保健所にはたしかに最低限犬が生きていくために必要な設備が揃っています。

そして日々、保護が必要な犬が毎日運ばれています。
つまり、保護される犬は迷子犬1匹だけじゃないということです。

以下の画像は犬猫が保健所に収容された数・引き取られた数・殺処分された数を環境省がまとめた統計資料です。
データは平成30年ものなので現時点で最新のデータになります。

環境省:犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況より引用

この資料からわかることですが、まず保健所に預けられた犬の個体数は「38,511匹」です。

つまり、全国の保健所には1日に100匹以上のわんこが収容されているということです。

それに対し、保健所に一度預けられた状態から元の飼い主の元へ無事に帰ることができたわんこは「12,286匹」。
つまり、全体の3割しか無事に帰っていないということです。

残りのわんこは元の飼い主に引き取られることなく、新しい飼い主をみつけるか殺処分の道を辿ります。

一度保健所に預けてしまうと、元の飼い主の元へ戻る可能性は低くなります。

そのため、自宅で迷子犬を保護してあげられる環境があるのであれば保護してあげるべきでしょう。

 

僕も実際に迷い犬を保護した経験があります。
当時の迷子犬を保護した様子とぼくが考えていたことを紹介します。

それは愛犬のゴエモンと近所を散歩していた時のことでした。
首輪をつけた、黒いダルメシアンが公園内をリードなしで歩いていました。
飼い主が周りにいなかったため、脱走か野良か、もしくは捨てられたかのいずれかの状態です。

迷子犬を観察してみると、多少は汚れていたものの毛並みが良く、首輪をしていたため飼い犬が脱走してきた状態だと悟りました。
僕自身、愛犬のゴエモンが1年に1回のペースで脱走していたのですぐにわかりました。

また、身体に泥が少しついていたことから、脱走して半日〜1日程度は経っていたと想定しました。
外傷はなく、歩くときも元気に付いてきていたので事故等に遭った心配もなさそうでした。

どうやらその迷子犬はこちらから確保しようとしなくても付いてきていたので、おそらくお腹が空いていたんだと思います。
僕は自宅にその子を連れて帰ると、お水と普段愛犬に上げているドライのドッグフードを食べさせてあげました。

 

その後、愛犬が昔使っていたリードをつけて一度交番にその子を連れて行きました。

もしかしたら迷子犬の飼い主さんが既に捜索願い(正確には遺失物届けですが)を出していればその場で引き渡すことができたかもしれないからです。

しかし、その時点ではまだ近所の交番までその情報は回ってきていないのか、はたまた飼い主が交番に連絡をしていなかったのかその場で飼い主が見つかることはありませんでした。
そして保健所に連絡をしても飼い主はまだ見つからなかったため、一晩自宅で保護することになりました。

翌日のお昼、先日行った交番から連絡があり、無事に飼い主さんに迷子犬のダルメシアンを引き渡すことができました。

 

2.預けてから1週間で殺処分されてしまう

2.預けてから1週間で殺処分されてしまう

保健所は、預かった迷子犬の保護期間は1週間までが義務とされています。

すなわち、1週間を過ぎた場合は殺処分される可能性があるということです。

上記でも紹介したように、全国の保健所には毎日100匹を超えるわんこが収容されます。
さらに、猫の収容数は犬のおよそ2倍の200匹が毎日やってきます。それほかにも、様々なペットが保健所には集まります。

毎日増え続ける保護対象を受け入れている保健所のキャパシティは、いずれ限界を迎えます。

その結果、元の飼い主に発見されることなく、新しい飼い主に引き取られることもないまま殺処分されるわんこがいます。
とても悲しい話ですが、事実です。

昨年殺処分されたわんこの個体数は8,362匹です。
つまり1日に20匹以上のわんこがこの世からいなくなっています。

迷子犬が元の飼い主へ無事に帰るためにも、保健所には預けず、可能であれば自宅で保護してあげる方が望ましいです。

 

3.迷い犬は必ず飼い主が探している

3.迷い犬は必ず飼い主が探している

「自宅で保護しているんだけど結局、元の飼い主が見つからなかった場合はどうすればいいの?」

という疑問もあるかと思います。

捨て犬とは違い、迷子犬は飼い主が今も必死に捜索しています。
最大限の情報発信を心がけて飼い主の元へ情報が届くように努めましょう。

具体的な方法は、前回の記事「迷い犬を保護したら?【怪我の有無確認と交番への連絡が最優先です】」で紹介しています。

 

それでも飼い主が見つからなかった場合。

警察に届け出を行ってから1週間が経過すると、迷子犬を保護した方に選択権が委ねられます。

 

その場合は、新しく里親を探してあげると良いでしょう。

ただし、もしかしたら元の飼い主がまだ捜索を続けている可能性もあります。
しばらくの間は情報発信を続け、里親に引き渡した後も情報の提供を続けるべきです。

元の飼い主が探している場所は掲示板やSNSを頼りにしている可能性もあります。
あらゆる媒体を通して情報発信をすることが成功確率あげられると思います。

わんこが少しでも幸せな生活を送れるようにするためにも、精一杯がんばりましょう。

 

僕はツイッターで、柴犬を中心としたペットの役立ち情報を毎日配信しています。

もしこの記事が参考になったと感じてもらえたら、ツイッターのフォローや記事の拡散をしてくれるととても嬉しいです。→Twitter:ユタカ@柴犬系ブロガー

 

スポンサーリンク