柴犬ならではの特徴や習性を知りたい方へ。
犬にはいろいろな犬種がいるけど、柴犬だからこその情報が知りたい。
柴犬は国内・海外問わず人気のある犬種なの?
こういった疑問に答えていきます。
✔本記事の内容
1.柴犬は日本犬。だから…
2.柴犬とSNSの影響
3.柴犬ならではの習性
4.柴犬特有の問題
こんにちは、柴犬系ブロガーのユタカ(@titlemaker_ytk)です。
今回はぼくが白柴を14年間飼っていたときの経験をもとに柴犬ならではの特徴・習性について解説をしていきます。
柴犬の飼い主さんや、これから柴犬を飼いたいと考えている方の参考になれば幸いです。
1.柴犬は日本犬。だから…

1-1 柴犬には和名が似合います
柴犬は日本に根付いた犬種です。
何世紀も前から日本の地で人と一緒に育ち、元の先祖はオオカミでしたが品種改良されてペットとして飼われるようになりました。
そのため、柴犬に名前をつける時は和名をつける飼い主さんが多いです。
具体的な例ですが、以下のとおりです。
■柴犬で人気のある名前
◇男の子
・コタロウ(小太朗)
・コテツ(虎徹)
・そら
・まる
◇女の子
・あずき
・もも
・ハナ
・さくら
ぼくは白柴の愛犬に、「ゴエモン」という名前をつけました。
愛犬に名前をつけるとき、ぼくは3つのこだわりを持って名付けました。
そのこだわりは以下の3つです。
・頼れる相棒になってほしい
・漢字でもひらがなでもなく、カタカナに
・ほかのわんことかぶらない名前に
これから柴犬に名前をつける飼い主さんは、①和名は柴犬に似合う②こだわりを持つこと、この2点を抑えると名前をつけやすいかと思います。
こだわりの持ち方やぼくがこだわった理由については「柴犬の名前は、和風が多いです【愛犬に命名するときのこだわり】」で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

1-2 柴犬は日本犬唯一の小型犬
日本犬には全部で6種類の犬種が存在します。
■日本犬の種類
・柴犬
・紀州犬
・四国犬
・北海道犬
・甲斐犬
・秋田犬
日本犬は、柴犬と同じように昔から日本に生息していて、日本の気候に適応してきた犬種です。
そんな日本犬の中で、柴犬は一番身体が小さいんです。
例えば、柴犬と同じ日本犬として有名な秋田犬は体長が60~70cm、体重が40~50kgもあります。
同じ基準で柴犬のオスは12kg前後の子が平均なので、おおよそ4倍ですね。
そのほかの日本犬は中型犬に位置していて、身体の大きさも柴犬より2回りほど大きくて体格がガッシリとしています。
柴犬のルーツや、日本犬についての詳細を「柴犬は海外でも人気なの?【1万年以上愛される日本犬、柴犬】」で解説しています。
2.柴犬とSNSの影響

2-1 SNSの力で、海外でも人気に
柴犬は海外でも人気を大きく伸ばしています。
これまでは柴犬は日本にしかいなかったため、海外の人々に認知されることが少なく、知名度が低かったため海外で飼われることはありませんでした。
しかし、SNSで柴犬の写真が投稿されるようになったことで、SHIBA-INUとして世界の人々を魅了することになっていきます。
柴犬の魅力は海外の人々にもしっかりと伝わり、柴犬は爆発的に知名度を上げました。
柴犬という名前の意味を知っていますか?
柴犬という名前には「小さいもの」という意味が込められています。
これは日本犬の中で、柴犬が唯一の小型犬であることが理由でしょう。
実は、柴犬という名前には別の意味も込められているのですが、その意味については「柴犬は海外でも人気なの?【1万年以上愛される日本犬、柴犬】」をご覧ください。

2-2 ツイッターでわんこ友達を増やそう
ツイッターやインスタグラムといったSNSでわんこ友達を増やしましょう。
最近は愛犬の写真やムービーをあSNSに投稿して交流をする飼い主さんが爆発的に増えましたね。
これはスマートフォンの普及が大きく影響しているでしょう。
いまでは写真も動画も簡単に撮れますし、撮ったものをパソコンを使わずにそのままSNSに投稿できる便利な世の中になりました。
柴犬専用のアカウントを持つ飼い主さんも増えて、中には絶大な人気を持つスター犬も現われています。
その例として、ツイッターで人気のある柴犬のまるくんはフォロワー数がなんと15万人もいます。
投稿している写真やムービーはプロの編集が加えられた最高の品質の動画ばかり…というわけではありません。
あくまでも、柴犬ならではのかわいい仕草を収めたものばかりです。
柴犬のかわいさに魅了された人々は次々とファンになり、まるくんはその人気をぐんぐん伸ばしています。
SNSで支持を集めるには、コツがいります。
コツをひとつ紹介すると、それは「毎日投稿をすること」です。
どれだけかわいい愛犬の渾身の写真を1枚撮っても、投稿頻度が低いとみてもらえる数はどうしても少なくなってしまいます。
そのため、毎日最低でも1枚の愛犬の写真を投稿しましょう。
人気のあるわんこは、朝昼晩の一日に3回投稿している飼い主さんが多いですね。
それぐらい投稿頻度は大切ということです。
ぼくのおすすめは、写真よりも動画を撮って投稿することです。
みている側に強い印象を与えることができますし、なによりも愛犬との思い出がより鮮明に記録できるからです。
個人的な想いとして、4ヶ月前に愛犬を亡くした僕から伝えたいのは、写真よりも動画の方が愛犬の細かい仕草や息づかい、鳴き声を記録することが出来るのでおすすめしたいです。
ぼくは写真を山ほど撮りましたが、動画を撮っていなかったのでとても後悔しています。
動画を撮って投稿しましょう。
このように、わんこ友達をつくることも、人気になるためにも、SNSを運用していくにはコツが大切です。
今回はそのコツを1つ紹介しましたが、これ以外にもまだまだやるべきことはあります。
SNSでこれから頑張りたい!と考えている飼い主さんは、「ツイッターでわんこ友達をふやすコツは、ひとつだけです【♡いいね!】」を参考にしてみてください。

3.柴犬ならではの習性

3-1 柴犬が穴掘りをする理由
柴犬が穴掘りをするのは、昔からの習性の名残です。
柴犬の先祖にあたるオオカミは、野生として日々を生き抜いていました。
そんなオオカミは寝るときに穴を掘ってねぐらを作ります。
このときの習性が残っているので、柴犬は座り込むときや寝ているときに寝床を整える仕草をみせるんです。
穴掘りをするもうひとつの理由ですが、ストレスです。
穴を掘る行為はカーミングシグナルといい、気分を落ち着かせるために行なう行動でもあります。
カーミングシグナルは穴掘り以外の仕草でも行なわれます。
詳細が気になる場合は「柴犬の穴掘りをする理由は2つです【穴掘りって止めさせられるの?】」をご覧ください。

3-2 柴犬のひげには役割があるの?
オオカミの名残として、もうひとつ柴犬に残されたモノがあります。
それは、柴犬のひげです。
柴犬になったいまとなっては、ひげには役割がありません。
もともとひげは、平衡感覚を測る感覚器としての役割がありました。
ですが、人に飼われるようになってその感覚も必要ではなくなりました。
そのため、ひげは最悪抜けてしまっても柴犬はこれまで通りの生活を続けることが出来ます。
とはいえ、ひげを切ったり抜く時には痛みが伴います。
役割がなくなったとは言え、ぼくの愛犬は失明してからひげを活用するようになりました。
柴犬のひげの活用法については「柴犬のひげはどんな役割がある?【抜けても平衡感覚は狂わないのか】」で紹介しています。意外とこの使い方をしている柴犬、多いのではないでしょうか。

4.柴犬特有の問題

4-1 白柴の数が少ないワケ
柴犬にはスタンダードな赤柴をはじめに黒柴・白柴・胡麻柴がいます。
赤柴が一番数が多いけど、驚くことに、赤柴同士から白柴の子供が生まれてきます。
また、黒柴同士の子供からも白柴が生まれる確率が高いんです。
でも、白柴の数が全体的に少ない理由は、ブリーダーが白柴の数が増えないように工夫をしているからなんです。
そうしないと、赤柴や黒柴がいずれ全滅してしまうことが白柴を減らす理由です。
赤柴同士から、黒柴同士から白柴が生まれる理由は「白柴が生まれる仕組み【少ない理由は、わざと減らしているからです】」で解説しています。

また、白柴は展覧会では残念ながら、正式な柴犬の毛色として認められておらず「ミスカラー」といって被毛が白いと減点の対象として扱われてしまいます。
このあたりの話についても紹介しているので、興味があれば目を通してみてください。
4-2 柴犬の事が苦手な方もいます
最後に、柴犬は嫌われやすい性格をしていることを覚えておきましょう。
身体は頑丈で飼いやすく、かわいらしい見た目をしている柴犬はファンが多いですが、一方で柴犬のことが苦手な方もいるのが事実です。
この事実に目を背けると近所トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
柴犬が嫌われやすい理由は、性格に癖があることが大きな原因のひとつです。
例えば飼い主の言うことを聞かない子がいたり、わんこ同士が出会ったときに必要以上に吠えてしまう子がいます。
これは柴犬の性質上仕方のないことではあるのですが、しつけを全く行なわない飼い主は愛犬が嫌われると考えた方が良いでしょう。
「柴犬が嫌いな人もいます。【客観的な理由と、その解決法について】」では実例と共に、詳細を説明しています。柴飼いにはぜひ読んでもらいたい内容になっています。

以上、柴犬ならではの特徴と習性の解説でした。

僕は愛犬のゴエモンを飼っていたときの経験を元に、犬を飼うときのノウハウをこういった形で毎日配信しています。
もしこの記事がちょっとでも参考になったと感じてもらえたら、ツイッターのフォローや記事の拡散をして頂けるととても嬉しいです。→Twitter:ユタカ@柴犬系ブロガー