犬と生活

迷子犬を飼い主のもとへ送り届ける流れ【犬を飼っていなくてもできる】

迷子犬を飼い主のもとへ送り届ける流れ【犬を飼っていなくてもできる】

迷子犬を保護したときにやらなければいけないこと、元の飼い主の元へ返す方法が知りたい方へ。

「迷子犬を保護したけど、犬を飼った経験がないのでなにをすれば良いか分からない。」
「迷子犬に噛まれると病気とかを移される心配はない?」

 

こういった疑問に答えていきます。

 

✔本記事の内容

1.迷子犬を保護したときの流れ

2.迷子犬を保護するときの注意点

 

 

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こんにちは、柴犬系ブロガーのユタカ(@titlemaker_ytk)です。

ぼくは愛犬との散歩中に迷子の飼い犬を保護した経験があります。
その時は運が良く、1日で元の飼い主が見つかり無事に送り届けることができました。

また、ぼくの愛犬は生涯で6回も脱走をしました。
いずれも怪我なく、3日以内には警察に見つけていただいて帰ってきました。
ぼくは脱走した愛犬の捜索も慣れているため、捜索する飼い主視点からもバッチリ紹介していきます。

今回は犬を普段飼っていない家庭でも、迷子犬を保護できる方法と保護する際の注意点を網羅的に解説していきます。

 

 

1.迷子犬を保護したときの流れ

1.迷子犬を保護したときの流れ

 

1-1 迷子犬を保護したらやることは3つ

 

✔迷い犬を保護した後にすること
①犬が怪我をしていないか確認する
②取得物届と保護届の2つを出す
③SNSでも情報を発信する

 

 

✔︎犬が怪我をしていないか確認する

 

迷子犬を保護した時に最優先ですべきは怪我の有無を調べることです。

もしも怪我をしていた場合は、動物病院に連絡をすることが優先となります。

最悪の場合を想定すると、飼い主の手を離れた飼い犬は道路に飛び出して車にひかれることがあります。
その後なんとか生き延びたとしても治療をしなければ保護した後に死んでしまう可能性があります。

 

外傷には表れず内臓のみを傷つけてしまっている可能性、骨折している可能性を考えましょう。

見た目以外の見分け方としては、迷子犬の歩き方や挙動に不審な点がないかを観察しましょう。

 

また、動物病院に連絡を取る際は自分から迷子犬を運ぶのではなく往診に来てもらう方を選んだ方がよいです。

往診に来てもらう理由は連れて行く過程で症状を悪化させてしまったり、抵抗されて噛まれるリスクがあるからです。

 

✔︎取得物届と保護届の2つを出す

 

怪我の有無を確認したら、次は届け出を提出します。

 

脱走した犬が飼い主に直接見つけられる確率は極めて低いです。
ほとんどの場合、迷子犬は交番、もしくは保健所経由で見つかります。

 

僕の愛犬が6回脱走した内、5回は交番から連絡をもらって取り戻すことができました。
残りの1回も愛犬が脱走した瞬間を目視で確認し、幸いにも愛犬が声をかけた時に立ち止まってくれたのでなんとか確保することができたというものです。

 

そのため、交番と保健所には電話で1本連絡を入れるだけで済むので必ず迷子犬を保護していることを報告してください。

 

✔︎SNSでも情報を発信する

 

基本的にやらなければならないことは上記2点ですが、1ミリでも飼い主のもとに情報を届ける確率を高めるためにもSNSで情報発信をすると良いでしょう。

 

よくある発信方法としてはツイッターの#ハッシュタグで迷子犬を確保したことをツイートする方法です。

個人情報の流出が気になる場合は、情報を適宣あいまいな表現にしましょう。
ただし、より詳細な情報を書く方が当然飼い主に投稿を見つけてもらえる可能性は上がります。

 

また、自分から情報を発信するだけでなく、飼い主が発信した情報がないか探すことも大切です。

 

 

保健所には飼い主から失踪届が提出され、そこから飼い主を見つけることができるかもしれません。

自分から発信をするだけでなく、飼い主の発信を確認する。忘れないようにしましょう。

 

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1-2 迷子犬を保健所に預けてはいけない理由

 

迷子犬を保護したあとは、可能であれば自宅で保護を継続しましょう。

 

保健所に届けることはおすすめできません。
その理由は、保健所に届けられた犬の保護は1週間で保護期間が終了し、そのあとは新しい里親を探す工程に移ります。

そこで新しい里親が見つからなかった場合、最終的には殺処分されることになります。

 

全国の保健所に届けられる犬は毎日100匹以上。
さらに、その倍近く、180匹の猫が毎日保健所で保護されています。

いくら保護設備が整っているとはいえ、1日も欠かさずこれだけの犬を最後まで保護できる資金は確保できません。
保健所はむしろよく保護を続けてくれています。

 

ですが、万が一のことを考えて迷子犬を本気で飼い主の元へ返したいのであれば、自宅で保護をしましょう。

 

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1-3 迷子犬を保護した後に必要になるもの

 

迷子犬を保護した後に自宅で保護をする場合、必要なものは2つあります。

 

それは「①ごはん」と「②寝床」の2つです。
ここでは脱走しやすい犬種として筆頭にあがる、「柴犬」を保護した場合について紹介します。

 

まずご飯については、下手に工夫をしないでドッグフードを与えましょう。

犬は雑食でどんなものでも器用に食べますし、胃袋も頑丈で滅多にお腹を壊しません。

 

とはいえ、人間の食べ物は塩分が高く犬の身体に負担をかけます。
また、チョコレートのように犬にとって猛毒になる食べ物も存在します。

あらゆるリスクを避けるためにも食べ物はドッグフードに限定するのが安心です。

 

次に寝床についてですが、基本的にはブランケットだけ用意してあげれば大丈夫です。

 

柴犬の場合は外気温に合わせて夏毛と冬毛を入れ替えて体温調節をしているのでエアコンをかけることは必須ではありません。

 

また、どちらかというと寒いのよりも暑い方が苦手です。

 

僕は柴犬を14年間外飼いしていたのですが、
愛犬は雪の降るようなとても寒い日でも体を丸めるだけで気持ちよさそうに眠っていました。

 

逆に、夏は夜の気温が25℃前後の涼しい、人間にとっては快適な気温でも、愛犬は暑そうにしていました。
そういう日は毛布を一切使わず、体を冷たい床にぴったりと貼り付けて眠りました。

そのため、多少の暑さ寒さは自力で調節することができます。

 

玄関は気温が極端に変化することがない場所なので、家の中に入れたくない場合は玄関で眠らせると良いでしょう。

 

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2.迷子犬を保護するときの注意点

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2-1 迷子犬に噛まれると危なくない?

 

迷子犬に噛まれたら狂犬病に罹って死んでしまうんじゃないか。と不安になる方もいると思います。

 

確かに、犬の唾液には無数の細菌が潜んでいて、噛まれるとズーノーシスという感染症に罹るリスクがあります。
その中でも狂犬病は人間に感染するとほぼ100%死亡する恐ろしいウイルスです。

そのため、迷子犬に噛まれないように注意することは大切です。

 

ですが、日本では狂犬病の心配はあまりする必要がないことを覚えておきましょう。

その理由は、日本は世界でも数少ない「狂犬病清浄地域」に認定されています。

 

 

日本において、狂犬病で人が死亡した事例は1956年以降の50年間、ひとりもいません。

 

例外として、海外旅行中に犬に噛まれて帰国後に狂犬病を発症、死亡したケースは2件あります。
1970年に1名、2006年に2名が海外で旅行中に犬に噛まれて狂犬病を発症しました。

 

飼い犬については、狂犬病予防注射が行なわれていれば狂犬病に罹ることはありません。

予防接種を行なった犬には、必ず「狂犬病予防注射 接種済」の鑑札を付けています。
迷子犬でもこれが付いていれば、噛まれても狂犬病になるリスクはありません。

 

厚生労働省調べでは、飼い犬の狂犬病予防接種率は74.4%です。

 

70%を超えていれば国内に狂犬病ウイルスが入ってきても蔓延せずに済む基準とされています。

 

農林水産省の狂犬病に関する説明は以下からどうぞ。

農林水産省:狂犬病について

 

しかしこれはあくまでも狂犬病の心配はないということです。
他のズーノーシスについては依然としてリスクがあるため、噛まれないに越したことはありません。

2-2 飼い主は必死に捜索活動をしている

 

迷子犬に首輪が付いていたら、確実に飼い主は愛犬の捜索活動を行なっています。

 

飼い犬を首輪をつけた状態で捨てる飼い主は存在しません。
そのため、首輪をつけた犬がさまよっているのを見かけたら、その犬は飼い主に必死に捜索されている状態です。

迷子犬を保護することができたら、決してあきらめずに飼い主のもとへ送り届けてあげましょう。

 

飼い主からすれば、愛犬を確保してくれたあなたは命の恩人です。

 

ぼくも、累計で5回も様々な方に愛犬の命を救っていただきました。

 

交番にいた警察の方々、マックで食事中に愛犬を確保してくれた外国人の方、犬と散歩中に愛犬を確保してくれた飼い主さん、家の敷地に入った愛犬を追い出さずに保護してくださった近所の方。
そのほか、愛犬を見かけたと目撃情報を警察に報告してくださった方。

この方達には、ぼくは感謝をしてもしきれません。

 

だからこそ、ぼくは迷子犬を見かけたら必ず自宅で保護してあげることにしています。

必ず飼い主さんのもとへ送り出してあげましょう。

 

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以上、迷子犬を保護してから飼い主のもとへ送り届ける流れと注意点を紹介しました。

 

迷子犬を保護してから飼い主のもとへ送り届ける流れと注意点

 

僕は愛犬のゴエモンを飼っていたときの経験を元に、犬を飼うときのノウハウをこういった形で毎日配信しています。

もしこの記事がちょっとでも参考になったと感じてもらえたら、ツイッターのフォローや記事の拡散をして頂けるととても嬉しいです。→Twitter:ユタカ@柴犬系ブロガー

 

 

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